TOP活動実績2007年度▽活動報告

(1)講演会の開催

講演日時  2007年10月18日(木)13:00〜14:00
場所  北海学園大学豊平校舎7号館3階D30番教室(大教室)
講師  大場善次郎先生
講演題目  「企業求める人材とその育成方法」

 新日鉄勤務時代から、東大・北大でのIT人材育成、産業界の状況など先生の経験に基づいてのお話となります。国際化が一段と進展している現在、企業は厳しい国際競争にさらされています。このような状況の中で、新しい道を切り拓いていく人材を企業は求めています。 大学は、それに対応した教育を実施しているでしょうか。一方、人材育成の余裕が少なくなった企業は大学・大学院教育へ多くを期待しています。その内容はどのようなものか海外調査、企業経験、大学で技術者育成を進めている立場を踏まえて、企業から評価される人材となるための学び方、自己研鑽の方向をお話しいただきます。

後援:情報科学センター(ISRC)

 

講演日時  2008年2月1日(金)14:00〜
場所  北海学園大学工学部3号館2階研究会議室
講師  菅野道夫先生 (同志社大学文化情報学部)
講演題目  Adavance in Theory Preferences  -A Brief Historical Survey

 ファジィ測度とショケ積分に関係する選好理論の解説で,ファジィ測度論 創始者の菅野道夫先生に,選好理論から見たファジィ測度論の入門に ついてお話しいただきます。
 St. Petersburg の問題から始まり,期待効用理論,Ellsberg のパラドクス, 累積プロスペクト理論を経て,Grabischの双容量までという内容の, この問題に初めて触れる初心者向けの易しい解説です。

(2)シンポジウムの開催

「視覚・画像・音声・言語情報処理の高度化と知的計測制御技術への応用」
 
日時: 2008年3月10日(月)9:30〜17:30
会場:北海学園大学ハイテク・リサーチ・センター会議室

9:30〜 9:45:報告:ロボット情報処理 深谷健一(9:30〜9:45)
・画像情報処理の人間・移動ロボット連携作業への応用

9:50〜10:20:講演:「音によるモーションメディアコンテンツ流通技術」
岩城敏 氏(広島市立大学大学院情報科学研究科システム工学専攻)

10:30〜11:00:講演:「視覚性順序課題と遂行時眼球運動における加齢とアルツハイマー病の特徴」
村上新治 氏(北海道大学医学部保健学科)

11:10〜11:40:講演:「Single-trial EEGsによるBCIの開発−動作イメージすべき手の左右分類−」
山崎敏正 氏(九州工業大学情報工学部生命情報工学科)

11:50〜12:20:報告:視覚・言語情報処理
山ノ井洋(11:50〜12:05),大西真一(12:05〜12:20)
・ヒトの視覚情報処理・言語情報処理における脳内部位の推定と脳の知的システムの解析

12:30〜13:30:( 昼休み )

13:30〜14:00:報告:光・画像情報処理
井信勝(13:30〜13:45),魚住純(13:45〜14:00)
・光学情報処理と画像情報処理の融合化とその知的光計測技術への応用
・機能性光波による光・画像情報処理の高度化と知的光計測技術への応用

14:10〜14:40:講演:「近赤外分光分析計を使用したOn-line測定」
渡正博 氏(横河電機株式会社) 

15:00〜15:15:報告:制御情報処理 菊地慶仁(15:00〜15:15)
・設計初期(試作)段階におけるマルチメディア機器入出力仕様の代数的記述方式と実装技術の確立.

15:20〜15:50:報告:音声情報処理
元木邦俊(15:20〜15:35),松崎博季(15:35〜15:50)
・声道モデルの高度化による音声生成機構の物理音響的特徴解析

16:00〜16:45:報告:言語情報処理
桃内佳雄(16:00〜16:15),越前谷博(16:15〜16:30),渋木英潔(16:30〜16:45)
・知識と文脈情報の融合処理へ向けての言語情報処理の高度化と知的言語処理システムへの応用
・学習機能を有する知的言語処理システムの研究

17:00〜17:30:全体討論

(3)「2007年度研究成果報告書」の発行と電子化(HPへの組み込み)