TOP活動実績1998年

(38) モード展開による3次元声道音響モデルについて 日本音響学会秋季研究発表会,2-P-21,pp.327-328,1998-9.

 平面波以外の音波伝搬を表す声道音響モデルとして,高次モードの伝搬および放射を考慮したモデルを既に提案している[1,2]。このモデルでは,声道を軸に関して非対称な複数の矩形音響管の縦続接続として近似し,モード展開により伝搬モードとエバネッセントモードの結合を表現したものである。本稿では,このモデルにより求めることができる管内音場を示し,有限要素法(FEM)によるシミュレーションとの比較を行った結果を報告する。
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