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(16) 加算結果に対する正解選択と近似選択時の脳内処理部位の時間的推移��
   情報処理北海道シンポジウム2006(平成18年10月12日〜13日,公立はこだて未来大学)講演論文集
   pp.169-173,2006-10

 ヒトの大脳では,正確な判断は左脳,曖昧な判断は右脳で,など機能が分化しているといわれる.
このヒト大脳機能分化に着眼した著者らの一部は,先行研究として被験者が2桁の2つの数字の加算を行い,2つの選択肢から答を選択する際の脳波を計測した.加算結果と一致する値が存在する場合(正解選択)と存在しない場合(近似選択),それぞれに関して実験中の被験者の脳波を計測し,加算平均によって得られた事象関連電位(event related potential:ERP)に対して等価電流双極子推定(equivalent current dipole source localization: ECDL)法による脳内処理部位の推定を行った.その結果,選択肢に加算結果の正解が存在しない場合のECDが右脳半球に推定されていることを確認した.
さらに著者らは,加算結果と提示された選択肢との比較を行う過程での,正解選択時と近似選択時との解析および比較を行い,脳活動部位の時空間的推移に違いがあることを確認した.
本研究では,より詳細な解析を行う条件として,加算結果および選択肢をすべて2桁の数字とし,得られた加算結果と比較する選択肢との数字の大小関係から,加算結果が2つの選択肢に対して最も小さい場合,中央値である場合,最も大きい場合の3通りとして,再度計測データの分類を行った.
本研究では,加算結果と選択肢の比較を行う過程での各パターンにおける脳内処理部位と時間的推移を推定し,それぞれの分類間での比較を行った.

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