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(18) Digital reading experiences for different age-groups

Y. Hirata and Y. Hirata
Proceedings of 2009 International Conference on ICT in Teaching and Learning, pp.73-81, 2009-7

本報告はコンピュータスクリーン上に表示された文字と印刷物を音読する際に高齢者が感じる心理的負担を脳波の自律成分の変化によって評価しようとする試みである.これまでに大学生を対象に行った同様の結果に比べ,高齢者は同程度の負荷の課題に対して体の疲れを訴えていた.また脳波データから作成した指標においても,疲れ具合が大きいほど指標値が減少しており,精神状態との関連が示唆された.近年,反射型の電子ノートが普及の兆しを見せているが,より印刷物に近い特性をもつこのような電子媒体を利用時の脳波についても検討が必要である.

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