(22) 移動ロボット搭載測域センサを用いた人の探索
杉山懐吾, 深谷健一
平成22年度電気・情報関係学会北海道支部連合大会講演論文集, 講演番号23, 2010-10
近年，ロボットの利用が産業用から民生用へと広がり，一般ユーザがロボットとのコミュニケーションを容易に行えるインタフェースが必要とされている．手ジェスチャ操作機器を用いる直感的なロボット動作指示として，手招きでロボットを呼び寄せるような自然なジェスチャ操作が必要である．その場合，操作者とロボットとの相対位置を計測する必要があり，ロボットに搭載する測域センサを用いて人間の脚に注目して探査する実験を試みた．周囲に何もない開けた空間と物が多い空間での探索に成功したが，周りに人間の脚と似た形をした物体が存在する場合の誤検出が未解決であり，今後，複数センサの併用を試みる．
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