学部案内

学部長からのご挨拶

工学を目指す皆さんに

一般に、理学は基礎的な学問、工学は応用の学問と言われています。しかし、最近は分野によって、その境目が曖昧になってきています。したがって工学においても単に応用のみならず、基礎理論の習得がより一層必要になっています。また、工学部における教育においては、単なる理論や技術の習得のみでは不十分で、最近は技術者の倫理教育も不可欠な要素となっています。以上のような認識の基に社会にとって有用なそして、自律的に物事をとらえ、考え、対処できる技術者を育てていきたいと考えています。また、短期間に実践的な職業教育や専門的な技術教育を行う専修学校あるいは専門学校との違いは、大学では職業・技術教育のほかに幅広い素養を身につけなければ卒業できない点にあります。これは将来社会に出てから直面する様々な問題を解決する際に、選択肢の幅を広げ、柔軟な対応を可能にするものと考えています。

現在、学習指導要領の改訂によって、初等中等教育(小中高)における算数・数学、理科における指導内容の充実、さらに観察・実験等の充実のための授業時間数の増がすでに図られているところです。一方、産学官の連携による理工系人材の育成が重要な戦略として位置づけられ、具体的な内容の検討が進められているところです。

今後、工学部で学びたいと考えている皆様には、これまでの受け身の立場から、アグレッシブに能動的に何事に対しても興味を持って、積極的に自分の進路を切り開いて行けるように、気持ちの切り替えを行っていただきたいと 強く願っています。それに対応して、工学部の教職員一同は十分なサポートとバックアップを行っていきたいと考えています。