電子情報工学専攻−博士課程

急速に進展している情報社会において、極めて高度な電子情報工学に関する専門知識を有し、広く社会に貢献できる人材の育成を目的として博士(後期)課程が設置されている。
本課程には修士を修了した者またはそれと同等以上の学力を有する者が入学できるので、社会においてすでに実務についている研究者・技術者にも門戸が聞かれている。社会人のまま入学し、研究指導を受けることもできる。本課程では、標準3年の在学期間に電子・光・電子応用および情報処理に関する4科目8単位以上の特別講義を受講し、さらに自身のテーマにそって研究を行う。専門研究の分野としては、光・画像情報処理、自律移動ロボット、電子・光デバイス、計算機応用技術、視覚および生体情報処理、音声および自然言語処理などの先端技術分野があり、これらの分野の中から自身の研究テーマを設定する。
指導教員による個別指導の下で研究を進めるが、自ら発想し、深く考えることが最も重要となる。研究成果は積極的に国内外の学会や国際会議等で発表した上で、最終的に博士論文としてまとめる。 本課程は1995年春に聞設され、修了者は博士(工学)の学位を取得して、企業における指導的な研究者・技術者として、また大学・工業高等専門学校・高等学校の教員として社会で活躍している。

電子情報工学専攻 博士(後期)課程

授業科目

開講の有無については研究科にお問い合わせください。

光・電子工学
科目単位
応用光学特別講義Ⅰ2
応用光学特別講義Ⅱ2
フォトニックデバイス特別講義Ⅰ2
フォトニックデバイス特別講義Ⅱ2
計測・制御工学
科目単位
光システム工学特別講義Ⅰ2
光システム工学特別講義Ⅱ2
応用システム工学特別講義Ⅰ2
応用システム工学特別講義Ⅱ2
情報モデリング工学特別講義Ⅰ2
情報モデリング工学特別講義Ⅱ2
情報処理工学
科目単位
情報数理工学特別講義Ⅰ2
情報数理工学特別講義Ⅱ2
知能情報工学特別講義Ⅰ2
知能情報工学特別講義Ⅱ2
言語処理工学特別講義Ⅰ2
言語処理工学特別講義Ⅱ2
生体情報工学
科目単位
生体情報工学特別講義Ⅰ2
生体情報工学特別講義Ⅱ2
音声情報工学特別講義Ⅰ2
音声情報工学特別講義Ⅱ2
知識データ工学特別講義Ⅰ2
知識データ工学特別講義Ⅱ2
意識情報数理特別講義Ⅰ2
意識情報数理特別講義Ⅱ2
生命・情報工学
科目単位
免疫化学特別講義Ⅰ2
免疫化学特別講義Ⅱ2
合成生物学特別講義Ⅰ2
合成生物学特別講義Ⅱ2
環境・エネルギーシステム特別講義Ⅰ2
環境・エネルギーシステム特別講義Ⅱ2
特別研究
科目単位
電子情報生命工学特殊研究6

指導計画

第1・2年次
  • ガイダンスを経て、指導教授と相談のうえ履修科目を決定します。
  • 指導教授と相談のうえ博士論文作成の準備をすすめます。
第3年次
  • 指導教授と相談のうえ博士論文作成の計画をたてます。
  • 博士論文の準備と執筆計画の具体化。
  • 博士論文の提出(12月)と審査委員会の設置。課程修了者発表(3月上旬)。
  • 学位記授与式にて学位の授与。

修了要件

指導教授の担当する講義4単位を含む講義8単位、特殊研究6単位の合計14単位以上を修得し、かつ、博士論文の審査及び試験に合格することが修了要件となります。
上記要件を満たした方に、博士(工学)の学位が授与されます。