髙橋 伸幸

髙橋 伸幸タカハシ ノブユキ

Nobuyuki Takahashi
生命工学科
教授

取得学位学術博士(北海道大学)
担当科目地球科学、地球環境セミナー、地球環境論、地学実験
専門分野山岳地域・寒冷地の自然環境
研究テーマ山岳地域や寒冷地における自然環境の実態を野外調査や気象観測を通して明らかにする。主要な調査地域は北海道中央部の大雪山であり、ここには永久凍土が分布し、ツンドラ環境が広がっている。このように大雪山地域は、日本国内では特異な地域であるが、北極圏を中心とする世界の寒冷地域に繋がっており、現在進行中の気候変動をみていくうえでも重要な地域である。一方、大雪山は、過去の氷河期には広く氷河に覆われていたと考えられ、氷河期の生き残りと言われる動植物が生息・生育している。これらの動植物が生き抜いてきた過去の環境変化についても解明を進めている。
キーワード 大雪山、周氷河地域、高山帯、氷河時代、フィールドワーク
教育・研究への
取り組み
教育・研究両面において地球を対象としており、地球上で生じた現象、さらには地球環境に影響を与える現象(地球外からの影響も含めて)について関心を持っています。そのような現象を考える場合には、常にその空間・時間スケールを考慮しつつ、その実態を的確に把握していくことが重要です。
趣味自然の中での活動(とくに登山、川原での焚き火)
おすすめの作品(書籍)鈴木秀夫『森林の思考・砂漠の思考』(NHKブックス)

受験生へメッセージ

地球環境は、常に変化しています。その原因は自然環境の中に存在していることもあれば、人為的なものもあります。いずれにしてもこの地球環境の中で生きていかなければならない以上、自然の本質をできるだけ理解するように努めることが大切です。とくに日本は、世界的に見ても多くの自然災害に見舞われ、毎年のように多くの人命が失われています。決して他人事ではありません。自然科学分野が得意か否かにかかわらず、自然現象に関心を持ち、少しでも自然の実態を知るように心がけることが、防災、減災につながります。