ニュース生命工学科

掲載日:2017.11.10

 生命工学科で3年生を対象に毎年実施している社会見学を11月2日に実施しました。今年は「トモエの日高昆布醤油」で有名な北海道醤油株式会社の工場を見学させていただきました。醤油の醸造技術はバイオテクノロジーの1つです。数日前からの台風の影響が心配されていましたが見学会当日は天候に恵まれ、バス2台を貸し切って札幌市東区苗穂町にある工場を訪問しました。
 はじめに、セミナー室で工場長から味噌と醤油の現状についてのレクチャーを頂きました。原材料の確保や消費量の推移などについて分かりやすくお話し頂きました。その後、醤油の製造工程の現場や北海道醤油株式会社にまつわる資料室を見学しました。醤油の製造工程の見学の際には、全員が工場から提供された衛生帽を着用しました。似合う人とそうでない人がいたかもしれませんが、衛生帽を着用すると、工場にグッとマッチしていくような気持ちになったと思います。皆さん真剣な眼差しで樽や稼働する機械を見つめていました。実際に働いている現場を見ることで、「仕事」を意識し、将来に活かせる何かを感じられたのではないでしょうか。

工場の見学終了後は、併設されている売店で工場限定販売の商品を購入しました。特に量り売りの味噌と醤油に人気が集まっていたようです。その売店前で全員で記念撮影を行いました。