ニュース建築学科

掲載日:2022.03.04

本学と沼田町との包括連携協定を土台として、空き家をリノベーションする活動をおこなってきました。今年度は、JR北海道の理解と協力を得て、石狩沼田駅リノベーション・プロジェクトとして実践しました。
地域まちづくりへの貢献と、学生が実体験を通じて建築や地域と向きあう機会の創出とが、この活動の特徴です。

◆本格的な改修作業が始まった2巡目
8月4日~7日の4日間、沼田町内に泊まり込み、本格的な改修作業に取り掛かりました。
初日は、地元の建設業者に指導を受けながら、足場の組み立てから始めました。足場は現場に欠かせない仮設物ですが、自分たちで立てるのは初体験でした。
屋外では、鉄骨の錆落とし、拭き取り・清掃、下地剤の塗布をおこないました。
屋内では、トイレ前の壁面を新しい壁に仕立てるため、下地を組み壁を設えはじめましたが、時間切れで次回へ持ち越しとなりました。また、窓枠に塗装するため、ガラス面の養生をおこないました。
その後、緊急事態宣言の発出を受けて、当初予定していた3巡目と4巡目は中止せざるを得ない状況となりました。

足場の組み立て

外部鉄骨のサビ取り作業

外部鉄骨に下地を塗装

外部鉄骨に下地を塗装

参加学生の顔ぶれ

ガラス面への塗装付着を避けるための養生

トイレ前壁面に新たな壁を造るため下地を制作

外部塗装のための養生

左面鉄骨塗装完了

トイレ前壁面増設は次回へ持ち越し