ニュース建築学科

掲載日:2022.03.22

本学と沼田町との包括連携協定を土台として、空き家をリノベーションする活動をおこなってきました。今年度は、JR北海道の理解と協力を得て、石狩沼田駅リノベーション・プロジェクトとして実践しました。
地域まちづくりへの貢献と、学生が実体験を通じて建築や地域と向きあう機会の創出とが、この活動の特徴です。

◆新たに日程を調整し臨んだ3巡目
10月19日~24日の6日間、沼田町内に泊まり込み、完成を目指して改修作業に没頭しました。
2巡目の作業が中途半端なまま、緊急事態宣言の発出により当初の3巡目4巡目は中止となりました。学生らは、中途半端のままでは忍びない…と、日程の再調整および手を付けたところは責任を持って完成させたい意向を表してくれました。沼田町役場も意を汲んでくださりJR北海道との再調整を引き受けてくださいました。提案の肝だったあんどんの1/5レプリカ設置は叶いませんでしたが、外部壁の塗装、内部壁面の更新は完成させることが出来ました。

窓口カウンターの腰壁制作の準備

窓口カウンターの腰壁制作

窓口カウンターの腰壁下地組み

外部鉄骨塗装

外部壁面塗装の仕上がり確認

地元タイル職人さんとの打合せ

外部の鉄枠を塗装

外部階段手すりを塗装

トイレ前壁面とトイレ扉の塗装が完成

作業終了時の駅舎外観