ニュース生命工学科
掲載日:2022.04.04
電子情報生命工学専攻博士課程2年生、菊地晃平さん(指導教員・鈴木聡士教授との共著)の研究論文「DEAによる都道府県別の中学教育の効率性評価」が、審査付論文集「地域学研究 第51巻第2号」に掲載されました。本論文は、情報数理手法における効率性評価モデルである包絡分析法(Data Envelopment Analysis: DEA)を活用して、47都道府県の中学教育の運営コスト(人件費、教育活動費、維持・管理費、資本的支出)と学力データ(国語、数学の学力調査結果)に基づき、各都道府県の教育効率性を定量的に評価しました。この結果から、人口密度が低い北海道の地域特性を考慮した効率性改善方策を提示しました。