ニュース建築学科

掲載日:2022.11.14

2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり、活動を継続してきています。
この活動の特徴は、地域まちづくりへの貢献と、学生が実体験を通じて、建築や地域と向き合う機会の創出とにあります。

◆リノベーション活動・3巡目
8月17日から4泊5日で沼田町に訪れて、リノベーション活動の3巡目を実施しました。
3巡目では、柱や筋交いや壁を新設するために一旦撤去した床や、吹き抜けになる壁を断熱・防湿して施工するなど、比較的大がかりな部分を収める作業が始まりました。階段は、踊り場の下地を組み上げられましたが、階段自体の制作には頭を悩ませる様子がありました。
3巡目までになると、空間のいち部分が出来ていく様子に感動していた感覚も落ち着き、それぞれが担当している部分の精度や収まり方、作業効率に関心が移っていく様子が見られるようになりました。
夜高あんどん祭りでは、あんどん連行に参加させて頂くことが出来ました.ダイナミックなあんどんのぶつけ合いと沢山の観光客の姿に感動と驚きとを感じる貴重な経験となりました。
週末には、昨年度の石狩沼田駅舎リノベーション活動に参加した卒業生が差し入れを持って訪問してくれました。

札幌駅を出発

踊り場下階段仮組

小上がり部材制作

小上がり施工

部材の切り出し

あんどん祭り参加

腰壁施工

昨年度卒業生の訪問