ニュース建築学科

掲載日:2022.12.16

2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり、活動を継続してきています。
この活動の特徴は、地域まちづくりへの貢献と、学生が実体験を通じて、建築や地域と向き合う機会の創出とにあります。

◆リノベーション活動・3.5巡目
8月25日から2泊3日で沼田町に訪れて、リノベーション活動の3.5巡目を実施しました。
3巡目終了後、残りのスケジュールを勘案すると完成が危ぶまれたことから、急遽、日程の追加を決定しました。リーダーと階段担当とゼミOB、教員の少数精鋭4名での実施です。
3.5巡目では、階段を組み付け直前まで仕立てたり、柱や筋交いや壁を新設するために一旦撤去した天井を塞いだり、腰壁や吹抜けバルコニーの下地を施工したりしました。
スケジュール全体のなかでカギとなる部分ばかりだったことから、それぞれが持ち場毎でこれまでの経験をフル活用しながら、黙々と淡々と確実に作業が進んでいきました。
急遽設定したスケジュールにもかかわらず、現地での滞在を迅速に調整して下さった沼田町役場のご担当に心から感謝しています。

階段ささら桁制作

階段ささら桁仮設置

2階床の収まり検討

吹き抜けの様子

腰壁下地の施工

階段手すり下地施工

バルコニー手すり設置

腰壁とバルコニー下地完成