ニュース建築学科
掲載日:2023.06.26
◆概要紹介
2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり、活動を継続してきています。
この活動の特徴は、「地域まちづくりへの貢献」と「学生が建築や地域と実体験を通じて向き合う機会の創出」とにあります。
◆ヒアリング調査
5月16日に沼田町を訪れました。
改修のテーマは「アトリエのある移住体験住宅」です。
提案内容にリアリティを持たせるために、沼田町内にある制作や創作の場を見学し、作家さんや職人さんにヒアリングをおこないました。
制作や創作には、様々な道具が必要ですし、アトリエならではの収納の知恵や工夫に溢れています。また、安全かつ快適な作業のために必要な空間の高さや広さ、床や壁の仕上げ、動線もあります。
写真や資料や想像力からだけでは充分な把握や検討がむつかしいことです。
実際に訪れて、見学し、お話を伺うことで、多くの発見やヒントを得ることができました。
それらをリノベーションの提案に組み込みながら、建築学生ならではの空間デザインを目指して検討を深めています。
建具職人さんにヒアリング
建具制作作業場の見学
創作アトリエの見学
陶芸教室の先生にヒアリング