ニュース建築学科
掲載日:2023.07.28
◆概要紹介
2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり、活動を継続してきています。
この活動の特徴は、「地域まちづくりへの貢献」と「学生が建築や地域と実体験を通じて向き合う機会の創出」とにあります。
◆リノベーション作業1巡目
6月29日から7月2日に3泊4日で沼田町を訪れ、リノベーション作業1巡目に取り組みました。
初日は、採用された空間を実現するのに不要となる部分を手分けして解体しました。6月上旬に実施した部分解体作業の続きです。力任せに解体すると時間と体力を消耗するため、壁や天井が作られている仕組みをよく観察することで、効率よく合理的な解体ができるようになっていきました。
2日目以後は、参加メンバーが3班に分かれました。それぞれの担当箇所で解体の続きをおこないつつ、目処がついたところから施工作業に移行していきました。
事前に図面作成から施工方法の検討まで丁寧に取り組んだ箇所では、現場で懸念が生じても軽微な修正で収まって順調に作業が進みました。一方、図面は作成したものの施工方法の検討が甘かった箇所では、現場で生じた懸念に適切な対処・対応が取れず、何となく作業を進めて精度が落ち、手戻りする場面も見られました。準備・段取りの丁寧さ、事前検討の重要性に気づき、2巡目以後に向けての貴重な経験になったと思われます。
札幌駅を出発
1巡目開始!
解体箇所の確認
既存床の解体
屋根に断熱を施工
床の嵩上げ
インターロッキング施工準備
1巡目お疲れ様でした