ニュース生命工学科

掲載日:2023.10.02

生命工学科は、生物多様性を保つための様々な取組みをしています。その一環で、水谷研究室では、札幌市内の河川でウチダザリガニの駆除活動を行いました。

ウチダザリガニは、1920年代に食糧難解決策として摩周湖に持ち込まれた外来種です。在来のニホンザリガニと競合するだけなく、魚類、水生昆虫、水草などを食べる性質があります。生態系バランスが崩れるために、特定外来生物に指定されていて、生きたままの運搬や飼育が禁止されています。近年では、札幌市内でもウチダザリガニが確認されおり、生息域の拡大が懸念されています。

この日は小雨交じりの天候でしたが、たも網を使って沢山のウチダザリガニを捕獲しました。