ニュース建築学科
掲載日:2024.04.26
◆活動の概要紹介
2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり活動を継続してきています。
いよいよ今年度も空き家リノベーション活動が始動しました。
この活動の特徴は「地域まちづくりへの貢献」と「学生が実体験を通じて建築や地域と向き合う機会の創出」とにあります。
◆物件実測調査
4月23日に沼田町を訪れてリノベーション対象物件の実測調査を実施しました。
はじめに空き家リノベーション活動を支えて下さる沼田町の担当者の方々と顔合わせをしました。その後、これまでの物件を見学しました。どの移住体験物件も5月以後は移住体験の予約が一杯とのことです。学生が手がけた物件を指定して希望される方が多いとのお話にとても感激しました。
見学後、今年度物件の実測調査に取り組みました。空間のイメージを具体的に検討するうえでとても重要な段取りです。実際の建物を詳細に記録するのは初体験で手こずる様子もありましたが、スケール感を携えてイマジネーションを高めるきっかけになりました。
実測調査を終えたのち、沼田町の伝統的な「夜高あんどん祭」のあんどんなどを見学しました。
現在は、リノベーションの提案をまとめるべく、学生たちが鋭意検討を進めています。
札幌駅を出発
役場担当者さんと顔合わせ
2023年度物件(移住体験住宅)を見学
2021年度物件(石狩沼田駅舎)を見学
実測の方法を相談
室内各所を実測
確認用記録写真を撮影
夜高祭りのあんどんを見学