ニュース建築学科

掲載日:2024.12.02

◆4巡目の取り組み 後編
2日目と3日目の間に途中離脱と途中参加のタイミングがあり、後半は22名の学生が活躍しました。
後半では、各所の見切り施工、クロス貼り、クッションフロア敷き、木肌が見えている梁や柱の塗装に時間を費やしました。塗装したところを触った手袋で、気づかずにクロスを触ってしまう状況が同時多発的に発生し、思いもよらず拭き取りの作業に大きな労力を割く場面もありました。壁や床が仕上がっていくなか、各所の縁の部分に詰めの甘さが露呈して、納め方を考え直しながらの作業に苦労していました。とは言え、それまでの経験を活かして出来る限り最良の方法で解決に至る様子に、リーダーと学生らの成長が感じられました。お披露目会の前日中に無事完成することが出来ました。
最終日のお披露目会には、移住体験中の方々やお子さん連れのご家族などが見に来て下さり、学生らに労いの言葉をいただいたり、今後に向けたアドバイスを頂戴するなど、大きなやり甲斐を実感する時間になったようです。

◆動画公開:4巡目
沼田町の公式YouTubeに、4巡目の動画が公開されました。
https://www.youtube.com/watch?v=guPmoalcBPs

◆活動の概要紹介
2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり活動を継続してきています。
この活動の特徴は「地域まちづくりへの貢献」と「学生が実体験を通じて建築や地域と向き合う機会の創出」とにあります。今年度のテーマは「ボーダーレス・シェアハウス」です。

途中参加合流でパワーアップ

主体を担う岡本ゼミメンバー

幅木の施工を準備

お披露目前日に無事完成

午前中は各所を清掃

養生の大切さを実感

町長さんと記念撮影

地域の皆さんが見学に来訪