ニュース電子情報工学科

掲載日:2025.03.21

本学・藤原英樹教授と核融合研・上原日和准教授、東大・梶田信教授、Shi Quan博士研究員、名大・大野哲靖教授、田中宏彦准教授の共同研究成果を、第72回応用物理学会春季学術講演会(開催期間:2025/3/14-17、東京理科大野田キャンパス)において発表しました。

タイトル:プラズマ加工技術を利用した電気駆動用ランダム構造の作製
発表者:藤原 英樹1、Shi Quan2、梶田 信2、大野 哲靖3、田中 宏彦3、上原 日和4
(1.北海学園大、2.東大、3.名大、4.核融合研)
発表日:3月15日
講演会ページ:https://meeting.jsap.or.jp/

昨年度、プラズマを一度照射するのみでナノメートルの凹凸構造を広範囲に作製する技術を窒化ガリウム(GaN)の表面加工に応用し、ランダムレーザーとよばれる高機能な発光デバイスを開発しました(プレスリリースを参照:https://www.nifs.ac.jp/news/collabo/230110.html)。今回の研究では、このGaN基板に透明電極(FTO基板)を圧着するだけの簡単な方法により、電気駆動によって図に示すような紫外発光を示す発光デバイスの作製に成功しました。
(図は、電圧印加前後の試料の写真と発光の様子)

藤原英樹教授が共同研究の成果を応用物理学会で発表しました