ニュース電子情報工学科
掲載日:2025.06.03
去る6月2日、3年生の「電子情報工学実験Ⅱ」の時間を活用し、電子情報業界に関する講演会を開催しました。今回は、株式会社アルプス技研の太田様と森田様、そしてノーステック財団の小黒様をお招きし、貴重なお話を伺いました。
講演では、デジタルカメラの手ぶれ補正機構の開発から製品化に至るまでの取り組みや、これまでの業務で大学での学びがどのように役立ったかについてお話しいただきました。また、現代のあらゆる電子機器に不可欠な半導体について、世界の半導体市場の現状や製造工程の詳細まで、分かりやすくご説明いただきました。実際にシリコンウェハやプリンター内部のマザーボードを回覧しながら解説していただいたため、学生たちは興味津々で聞き入っていました。
講演中は学生からの質問も活発に飛び交い、非常に盛況な会となりました。今回の講演が、これから本格的に始まる就職活動を考える上で、学生たちにとって良いきっかけとなったことと思います。
講演会の開催にあたり、北海道半導体人材育成等推進協議会の取組の一環として公益財団法人北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)のご協力をいただきました。開催に向けて各種ご調整いただいたノーステック財団の臼井様にお礼申し上げます。



