ニュース建築学科
掲載日:2025.06.04

◆提案プレゼンテーションと部分解体
5月30日から1泊で沼田町を訪れ、昨年度から2年がかりのリノベーション・プロジェクトを再始動する準備が整いました。
テーマは「ボーダーレス・シェアハウス」。移住体験に来られる人たち同士はもとより、町民の皆さんも交流に参加できる空間を目指します。4月下旬の実測調査修了後、約1ヶ月かけてリノベーションの提案を2案作成しました。
1日目は2つのグループがそれぞれの提案をプレゼンテーションし、参加された皆さんに投票いただきました。その結果「異文化交流」に着眼した提案が採用となりました。2日目は採用案の実現に向けて、容易に撤去できる部分の解体と構造材の在処を確認するための解体を進めました。現在は確認した結果を踏まえて設計内容を詰めている最中です。
◆活動の概要紹介
2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり活動を継続してきています。
いよいよ今年度も空き家リノベーション活動が始動しました。
この活動の特徴は「地域まちづくりへの貢献」と「学生が実体験を通じて建築や地域と向き合う機会の創出」とにあります。

札幌駅を出発

横山町長と懇談

提案プレゼンテーション

横山町長より鋭い質問をいただく

1階和室の押入を撤去

1階和室の床の間を撤去

1階洋室の押入を撤去

部分解体お疲れ様でした