ニュース生命工学科

掲載日:2025.07.29

工学部生命工学科・新沼研究室では、2024年より札幌市豊平区のブルワリーTRANS BREWINGと連携し、おいしいビールづくりにつながるバイオ研究に取り組んでいます。このたび、学生の研究により単離・選抜した酵母を用いたクラフトビール「Lablogue(ラボローグ)」が完成しました。本製品には、学生が研究の中で単離・選抜したオリジナル酵母が使用されています。

『Lablogue(ラボローグ)』』は、Session IPAスタイルのクラフトビールです。IPAらしいホップの香りをしっかりと楽しめる一方で、低めのアルコール度数と軽快な飲み口により、暑い季節にもぴったりの、飲みやすい仕上がりで、幅広い料理との相性も良く、日常のさまざまな場面で楽しめるビールとなっています。

商品名『Lablogueは、Lab(研究室)、Log(記録)、Dialogue(対話)の3語を組み合わせた造語で、学生たちの研究の軌跡や、日々の思考と対話の積み重ねを象徴する名前として、醸造を担当したブルワリーの皆さまにより考案されました。 ラベルデザインもブルワリーが手がけており、研究に取り組む学生の姿が描かれています。活動の様子が親しみやすく表現されており、プロジェクト全体の思いが込められたデザインとなっています。

本商品は、TRANS BREWING BEER STANDをはじめとする取扱店にて提供されており、実際に味わっていただくことができます。

生命工学科によるこのビールプロジェクトは「Gakuen Beer Lab」と名付けられており、2017年から続いている「学園オリジナルワイン」に続く、発酵プロジェクトの第2弾として位置づけられています。学生の酵母研究を地域との協働に結びつけることで、学内にとどまらない学びの場を創出しています。
Gakuen Beer Labインスタグラム:https://www.instagram.com/gakuen_beer_lab/

生命工学科の学生が選抜した酵母を使用した クラフトビール『Lablogue(ラボローグ)』が発売
生命工学科の学生が選抜した酵母を使用した クラフトビール『Lablogue(ラボローグ)』が発売