ニュース建築学科

掲載日:2025.10.09

◆取り組みの様子
10月04日に【昭和レトロ建築を測る】と題して、2026年度に実施する北広島団地での空き家リノベーション・プロジェクトに向けた実測調査を実施しました。
北広島駅のアトリウムに集合したのは、岡本ゼミ生7名と有志の1年生・2年生11名の総勢18名。
北広島駅から市所有のバスに乗車して対象物件を訪れました。市役所の担当の皆さんとご挨拶したのち、物件の外周と内部とを概観しました。昭和の香り漂うレトロな設えに興味津々です。実測の進め方や道具の使い方についてレクチャーを受けたあと、学年を混ぜた3つのチームに分かれて実測を試しました。昼を迎え、物件オーナーさんと不動産事業者さんのご厚意でランチをご馳走になりました。午後から本格的な実測作業に入り、慣れないながらも少しずつコツを掴んで計測と記録が進んでいきました。計測結果は3次元データに落とし込み、計画検討とプレゼンテーションに活用する予定です。

◆活動の概要紹介
建築学科では岡本ゼミが中心となり2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んできています。
縁あって2026年度は北広島団地の空き家を対象に活動する機会をいただきました。
リノベーションのテーマ設定はこれからですが、この活動の特徴である「地域まちづくりへの貢献」と「学生が実体験を通じて建築や地域と向き合う機会の創出」を継承しながら取組を進めていきます。

北広島駅アトリウムに集合

北広島市役所の皆さんとご挨拶

修得したメジャーの使い方を活用

オーナーさんと不動産事業者さんのご厚意でランチ

まずは展開図を描くところから

学年を超え協力して進めた実測

測ってメモしての繰り返し

初めての実測頑張りました