ニュース電子情報工学科

掲載日:2025.12.11

電子情報工学科の小野 智香子 教授が、ロシアのサンクトペテルブルクにあるロシア科学アカデミー言語学研究所が主催した「第5回ウラル・アルタイ・古アジア諸語に関する国際会議」にて、オンラインで研究発表を行いました。

タイトル:Pluractionality in Chukotko-Kamchatkan
著者:Chikako Ono, Yukari Nagayama, Maria Pupynina
国際会議URL:https://iling.spb.ru/conferences/2025/4653

Pluractionality「複数行為性」には、ある行為が時間軸上において複数回行われる「反復」、空間的に複数の場所で観察される「分配・分散」などがあり、言語によって異なる方法で表現されます。小野教授は、この複数行為性がチュクチ・カムチャツカ諸語の動詞においてどのように表示されるのか、通言語的な基準を用いて比較・検証しました。本研究は、釧路公立大学の永山 ゆかり 教授およびロシア科学アカデミー言語学研究所の Maria Pupynina 研究員との共同研究によるものです。