ニュース電子情報工学科

掲載日:2026.10.08

10月7日(水)、工学部電子情報工学科3年次科目の「自然言語処理」において、フェンリル株式会社の畑中善行様を講師にお招きし、「生成AIを活用した創作活動と著作権法」と題した講演を開催しました。
講演では、著作権とは何かという基本的な考え方から、著作物を利用する際のルール、さらに生成AIの利用と著作権との関係まで、身近な事例を交えながらわかりやすく解説していただきました。
講演を通して強く伝えられたのは、「学生のうちに生成AIを使いこなせるようになってほしい」というメッセージです。生成AIをこれからの社会で活用していくためにも、まずは積極的に使い、その特性を理解することが重要であること、その一方で、適切に活用するためには著作権をはじめとするルールについても理解しておく必要があることが説明されました。
質疑応答では、学生から多くの質問が寄せられました。AIが生成した文章や画像、プログラムなどに著作権が認められる条件や、既存の著作物と類似した生成物を利用する場合の考え方といった生成AI特有の問題に加え、SNS上のコンテンツの共有や引用など、日常的なインターネット利用に関する質問もありました。また、企業における生成AIの利用ルールや機密情報・個人情報の取り扱い、AIを用いた採用活動などについても質問があり、学生の関心が著作権にとどまらず、生成AIを社会の中でどのように活用していくかという幅広いテーマに及んでいることがうかがえました。
今回の講演は、自然言語処理や生成AIの技術を学ぶ学生にとって、技術そのものだけでなく、それを社会の中で適切に活用するためのルールについて考える貴重な機会となりました。ご多忙の中、貴重なお話をしていただき、学生から寄せられた多くの質問にも丁寧にお答えいただきましたフェンリル株式会社の畑中様に、心より御礼申し上げます。