ニュース建築学科
掲載日:2022.02.15
本学と沼田町との包括連携協定を土台として、空き家をリノベーションする活動をおこなってきました。今年度は、JR北海道の理解と協力を得て、石狩沼田駅リノベーション・プロジェクトとして実践しました。
地域まちづくりへの貢献と、学生が実体験を通じて建築や地域と向きあう機会の創出とが、この活動の特徴です。
◆空間デザイン実現に向け入念に準備した1巡目
6月24日~27日の4日間、沼田町内に泊まり込み、改修の準備などをおこないました。
初日到着後、横山町長から激励の言葉をいただきました。
沼田町の伝統ある夜高あんどん祭りの雰囲気を、駅利用者や来街者が日常的に感じられ、話のきっかけなどになることを目論んでいました。あんどんの1/5レプリカを制作するために実測しました。詳細な設計図の提出を求められたことから、4月の実測に続いて詳細な採寸もおこないました。外部では塗装予定の部分に生じていた錆を落とす作業を進めました。
町長訪問
あんどんの実測
参加学生の顔ぶれ
吊りあんどんの仮設置
JR北海道から注意事項の説明
塗装面のサビ取り作業
材料積算のための詳細計測
施工方法の検討
既設物の状況確認
石狩沼田駅駅舎外観