ニュース社会環境工学科

掲載日:2022.09.26

9月24日に工学部で秋のオープンキャンパスが開催されました。事前予約制の中、午前・午後ともに多くの方にご来場いただきました。社会環境工学科の学内ツアーでは3つのデモ実験が公開され、来場された高校生や保護者にとって有意義な機会となったようです。

  • 鉄筋コンクリートの強さの秘密(高橋良輔教授)
  • 「コンクリートは何で出来ているか?」という基本的な内容から、鉄筋の有無によって外力に対する挙動が大きく異なるという発展的な内容までを学習しました。鉄筋コンクリートを実際にハンマーで叩くことで、無筋コンクリートとの強さの違いを実際に体験しました。
  • 凝集剤を用いた浄水処理(山田俊郎教授)
  • 山鼻キャンパスに近い川から採取した原水を使い、凝集剤の作用によって不純物が沈殿する過程を観察しました。浄水技術とコストの話や、札幌市民への水道水供給に欠かせない役割を果たす豊平川の話も交え、生活に欠かせない水について広い視点から学習しました。
  • 排水ボーリング工による斜面崩壊の防止(所哲也准教授)
  • 斜面と排水工を模した手作りの実験装置によって、斜面崩壊の様子を観察しました。北海道で近年頻発している土砂災害に触れ、斜面崩壊のメカニズム自体は高校物理の内容で説明できることを学習しました。
秋のオープンキャンパスが開催されました。
秋のオープンキャンパスが開催されました。
秋のオープンキャンパスが開催されました。
秋のオープンキャンパスが開催されました。
秋のオープンキャンパスが開催されました。