ニュース建築学科
掲載日:2023.11.07
◆概要紹介
2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり、活動を継続してきています。
この活動の特徴は、「地域まちづくりへの貢献」と「学生が建築や地域と実体験を通じて向き合う機会の創出」とにあります。
◆リノベーション作業3巡目
8月26日から30日に4泊5日で沼田町を訪れ、リノベーション作業3巡目に取り組みました。
3巡目には、4年生有志1名と3年生有志3名が参加してくれました。
8月25~26日は、沼田町夜高あんどん祭り本番です。初日の作業はそこそこに、昼下がりから衣装を着用して夜高あんどん祭りへの参加準備です。はじめに、商工会女性部の皆さんに混じって、あんどん踊りに参加しました。続いて、はっぴを着替えて役場あんどん連に混じって、あんどん連行に参加しました。コロナ禍を経て本格開催となった祭り、町の人たちの祭りに掛ける情熱とその熱気を全身に受けてエキサイティングな経験となりました。
2日目からの作業にも気合いが入り、グイグイと進んでいきました。今回の物件では、アトリエのある移住体験住宅として室内に広い土間を設えます。土間にはコンクリートを打設するため、デッキプレート職人になった卒業生に応援をお願いしました。卒業生は3巡目の前にリーダーと打合せたうえ、図面を引き、必要な資材と工具をトラックに積んで颯爽と登場です。大きなトラブルもありましたが、全力でリカバーしてくれてデッキプレート敷設が完了しました。ものづくりと向き合う場面に求められる真剣さ、プロの眼差しと技術とを目の当たりにする機会となりました。
札幌駅を出発
土間表面の高さを明記
あんどん祭に役場あんどん連として参加
あんどん祭に役場あんどん連として参加
今後の進め方を検討
それぞれの役割に没頭
担当部分の部材制作の打合せ
卒業生のデッキプレート職人によるサポート