ニュース建築学科

掲載日:2024.07.27

◆2巡目の取り組み
7月17日から3泊4日で沼田町を訪れて、リノベーション2巡目に取り組みました。
2巡目は途中参加を含めて12名の学生が活躍しました。1巡目に続いて小屋裏の断熱と2階の元和室の改修からスタートです。猛暑のなか頻繁に水分補給をしながら、安全第一で明るく声を出して作業が進みました。工具の使い方も板につき、改修箇所の仕立て方も想像できるようになって、学生それぞれの成長が感じられます。
2日目と3日目の夜には、夜高あんどん祭りの太鼓台車に飾られるあんどんの紙貼り体験ができました。地元の皆さんの手で創り上げられる伝統的なお祭りの一面を肌で感じる経験でした。
その日のヒヤリハットを共有して安全意識を高め、翌日の作業想定を確認する打合せを毎晩おこなっています。
残すところ2クール。次回の3巡目は夏休み期間中でたくさんの後輩が参加します。まだまだ施工箇所は残っていますが、リーダーとメンバーとで事前にしっかり検討して予定を組み、役割分担をして着実に完成に近づくと期待しています。

◆動画公開:1巡目
沼田町の公式YouTubeに、1巡目の動画が公開されました。
https://www.youtube.com/watch?v=rUG3TpAOrLs

◆活動の概要紹介
2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり活動を継続してきています。
この活動の特徴は「地域まちづくりへの貢献」と「学生が実体験を通じて建築や地域と向き合う機会の創出」とにあります。今年度のテーマは「ボーダーレス・シェアハウス」です。

札幌駅を出発

小屋裏の断熱改修

仕切りの天板を制作

仕切りの天板を隠し釘で固定

あんどん紙貼り体験

ヒヤリハットの共有と翌日の打合せ

小屋裏の石膏ボード加工

2巡目も事故なく無事終了