ニュース電子情報工学科
掲載日:2024.09.17
電子情報工学科卒業生(菅浩輔さん、橋本和樹さん)の卒業研究成果を、第85回応用物理学会秋季学術講演会(9月16~20日:朱鷺メッセ、新潟市)において発表しました。
タイトル:FTO 透明電極基板を用いた水熱合成 ZnO 粒子膜の電気駆動発光
発表者:藤原英樹、菅浩輔、橋本和樹
発表日:9月16日
講演会ページ:https://meeting.jsap.or.jp/
実験では、水熱合成反応という化学反応を用い、p型GaN基板上にn型ZnO粒子膜を作製し、pn接合を実現しました。これに電極として透明電極(FTO基板)を接着し、電圧を印加すると、図に示すように紫外域の発光を示すことを確認しました。本手法は、半導体基板を100℃程度の前駆体溶液中に数時間浸けておくだけで発光デバイスを作製できる新しい方法を提案しています。