ニュース建築学科

掲載日:2025.06.27

◆1巡目の取り組み
6月19日から3泊4日泊で沼田町を訪れて、空き家リノベーション・プロジェクト1巡目に取り掛かりました。
テーマは「ボーダーレス・シェアハウス」。移住体験に来られる人たち同士はもとより、町民の皆さんも交流に参加できる空間を目指します。
札幌駅から先発のゼミ生は3名、後発の5名は昼下がりに、後輩3名は土曜日に合流です。1巡目では解体作業を終わらせつつ、壁や床の下地を施工していきます。役場の建築士さんに適宜アドバイスを請い、完成した様子をシミュレーションして共有しながら取り組んでいます。学生たちは各所の解体や制作方法の検討を通じて在来木造住宅の建てられ方の理解も深めています。また、この貴重な機会を経験し尽くそうとする静かな熱量も感じられます。リーダーは現場の進捗管理も少しずつ板に付いてきました。

◆活動の概要紹介
2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり活動を継続してきています。
いよいよ今年度も空き家リノベーション活動が始動しました。
この活動の特徴は「地域まちづくりへの貢献」と「学生が実体験を通じて建築や地域と向き合う機会の創出」とにあります。

札幌駅を出発

押入の床を解体

和室の仕立てをシミュレーション

役場の一級建築士さんからアドバイス

床下の確認と簡易補修

当日の振り返りと翌日作業の確認

後輩も大活躍

1巡目無事に終了