ニュース社会環境工学科
掲載日:2025.07.17

7月3日に1年生のシビルエンジニアリング基礎セミナーで「河川管理の昔と今」をテーマとした講義が行われました。この講義では第1部として社会環境工学科鈴木洋之の解説によって加藤清正の治水事業などを例に戦国時代から現在の河川技術に通じる手法を使って河川整備が進められた歴史があることや、昔から河川整備は国造りの命題の一つであり、土地の領主がこれを先導したこと、現在は1級河川については国土交通大臣が管理の責任者となって国土交通省の公務員が実際の管理を先導していることを学びました。
第2部では現在の河川整備として国土交通省北海道開発局の秋山瑶貴様より北海道で発生した豪雨災害の歴史からみた河川整備の重要性と千歳川の災害対策である遊水地事業を例にして開発局による実際の河川整備がどのように進められていくのかについて説明がされました。講義の最後には本学科OBで開発局に勤められている西村義様、渡辺浩司様より4年間での成長に期待するというメッセージが送られ、学生は気持ちを新たにしていました。