ニュース建築学科
掲載日:2025.07.25

◆2巡目の取り組み
7月17日から3泊4日で沼田町を訪れて、空き家リノベーション・プロジェクト2巡目に取り組みました。
札幌駅から先発のゼミ生は3名、後発の5名は昼下がりに、後輩4名は土曜日に合流です。2巡目では壁や床の下地施工が本格化してきました。事前の設計検討に不十分な面がみられ、しっかり詰めた設計の重要性を改めて認識しつつ、在来木造住宅の建てられ方と向き合っていました。各々が担当している部分に愛着とこだわりを持ち、納得いく仕上がりになるよう取り組んでいました。後輩が経験できる作業配分への配慮と、この貴重な機会を経験し倒そうとする静かな熱量は持続しています。
◆活動の概要紹介
2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり活動を継続してきています。
今年度のテーマは「ボーダーレス・シェアハウス」。移住体験に来られる人たち同士はもとより、町民の皆さんも交流に参加できる空間を目指します。
この活動の特徴は「地域まちづくりへの貢献」と「学生が実体験を通じて建築や地域と向き合う機会の創出」とにあります。

札幌駅を出発

あんどんの紙貼りを体験

ウォークインクローゼットの壁下地制作

横山町長とBBQ懇親会

各所の下地材の準備

床下断熱の準備

洗面脱衣室に新設する壁の下地制作

嵩上げする床の下地制作