ニュース建築学科

掲載日:2025.09.10

◆3巡目の取り組み
8月23日から4泊5日で沼田町を訪れて、空き家リノベーション・プロジェクト3巡目に取り組みました。
沼田町に到着した第1陣は2時間弱の作業後、昼下がりから夜高あんどん祭りに参加しました。3日目に第2陣が到着して後輩11名を含む総勢19名が活躍です。
3巡目の目標は、大工作業を終わらせて仕上げ作業に入る手前まで、4巡目の作業を仕上げのみにすることです。それぞれが担当する役割分担に応じ、納得いく仕上がりを目指していました。ただし納得感には個人差があるため、納得感と作業時間とを適切にバランスさせることの重要性を改めて気づく機会となったようです。後輩の活躍のおかげで部材の準備は順調でしたが、据え付けや組み立てには手が届きませんでした。

◆活動の概要紹介
2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり活動を継続してきています。
今年度のテーマは「ボーダーレス・シェアハウス」。移住体験に来られる人たち同士はもとより、町民の皆さんも交流に参加できる空間を目指します。
この活動の特徴は「地域まちづくりへの貢献」と「学生が実体験を通じて建築や地域と向き合う機会の創出」とにあります。

第1陣札幌駅を出発

小上がりの土台を制作

初日の昼下がりから夜高あんどん祭りに参加

第2陣札幌駅を出発

洋室壁面のパテ塗り

毎晩行う進捗確認と翌日作業の打合せ

室内に設置するルーバーのワックス塗装

3巡目が終了