ニュース建築学科

掲載日:2025.10.23

◆4巡目の取り組み
9月16日から5泊6日で沼田町を訪れ、空き家リノベーション・プロジェクト4巡目に取り組みました。
岡本ゼミ所属学生8名に加えて有志の後輩5名の13名で出発、中盤で3名が入れ替わり総勢16名での活動です。3日目には壁紙を貼り終え、4日目にはフローリング材の敷き込みを完了するなど着実に仕上がっていきました。残り時間が減っていくなか道具を探す時間さえ惜しくなっていきます。整理整頓の徹底や次の作業内容を想定した準備が如何に大切かを実感していました。5日目には清掃と併行して可動式本棚の据え付けなど最終工程を収めきることができました。お披露目会には横山町長さん、町民の方々や移住体験中の方々などが訪れてくださり、達成感に溢れ目を輝かせてリノベーションの内容を説明する学生たちの姿がありました。

◆活動の概要紹介
2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり活動を継続してきています。
今年度のテーマは「ボーダーレス・シェアハウス」。移住体験に来られる人たち同士はもとより、町民の皆さんも交流に参加できる空間を目指します。
この活動の特徴は「地域まちづくりへの貢献」と「学生が実体験を通じて建築や地域と向き合う機会の創出」とにあります。

入替わり後のメンバー

棚板の取りつけ準備

クッションフロアの敷設準備

クッションフロア敷設に苦戦

漆喰の施工

小上がりはダイニングの椅子にも

横山町長に施工箇所を解説

横山町長と記念撮影