ニュース建築学科

掲載日:2024.07.01

◆1巡目の取り組み
6月20日から3泊4日で沼田町を訪れて、リノベーション1巡目に取り組みました。
まずは足場の組み立て方からスタートです。室内の高い位置で安全な作業環境を確保します。前回に引き続いて不要な壁や天井の撤去も進めました。夕方には横山町長さんや卒業生の職員さんが宿泊先に訪問してくださり、夕飯を囲んで懇親会をおこないました。
2日目と3日目は、屋根の裏面に適度な厚みの断熱を施すため事前に検討した方法を試したり、次回の作業に向けて丁寧に採寸したりと、リーダーの指示のもと2グループに分かれて作業を進めました。
最終日は2階の和室で畳の厚さ分の床の嵩上げに挑戦です。材料の事前発注ができていませんでしたが、役場職員さんが迅速柔軟に対応してくださって材料が入手でき、役割分担も適切・円滑に機能した結果、半日足らずでかたちになりました。
あらゆる箇所に大小様々な課題を見つけています。学生みんなでよくよく相談・協力しながら完成を目指します。

◆動画公開:プレゼン+部分解体
沼田町の公式YouTubeに、プレゼン+部分解体の動画が公開されました。
https://www.youtube.com/watch?v=cShjTR6ywCM

◆活動の概要紹介
2017年度から沼田町を舞台に空き家をリノベーションする活動に取り組んでいます。
2019年度には本学と沼田町との包括連携協定締結にも繋がり活動を継続してきています。
この活動の特徴は「地域まちづくりへの貢献」と「学生が実体験を通じて建築や地域と向き合う機会の創出」とにあります。今年度のテーマは「ボーダーレス・シェアハウス」です。

札幌駅を出発

足場の組み立て方講習

横山町長とキャンプ飯で懇親会

適時清掃して安全第一の作業

吹抜けの屋根裏の施工検討

2階和室の床下地を制作

新たに壁にするため丁寧に採寸

2階和室の床下地が完成