教育課程

教育研究上の目的

循環型社会への移行に伴い、人間の暮らしが息づく生活空間(環境を含む)のあり方が問い直されており、建築設計に留まらず街並みの形成(都市計画)に関する幅広い建築技術の応用に関する知識・能力を身につけることが必要となっています。
また、防災・減災や環境負荷低減あるいはユニバーサルデザインなど多様な観点を踏まえた建築物の安全性・快適性はもとより、古い建築物の再生・活用を図る柔軟な発想力も求められています。

建築学科においては、建築に関わる分野が、工学のみならず社会・工科学まで多岐にわたり、加えて個々の人間の感性も重要視されるため、広い範囲の要求に対応できる教育が必要になっています。
これらの社会的要請に応えるため、総合大学である利点を生かし、共通基礎科目と専門教育科目を多彩に幅広く学習し、そしてまた、本学科の設立趣旨でもある積雪寒冷地域を念頭においた科目配置を掲げ教育を実践することを目標にしています。